北海道利尻島にある、『北のいつくしま弁天宮』
その昔、弁天様に助けられた感謝の気持ちとして建てられたお宮です。
「龍神の岩」の上に建てられたお宮は、海に突き出した形で祀られています。
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利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
北のいくつしま弁天宮
入口の鳥居をくぐり、海の上に掛かる赤い橋を渡って『北のいつくしま弁天宮』が祀られている「龍神の岩」へ行くことができます。
弁天宮のいわれ
弁天宮は、その昔、嵐で岩に打ち砕かれそうになった弁財船を弁天様が救い、そのご加護に感謝した海の男たちが、この弁天宮を建てたといういわれのあるお宮です。
弁財船とは
中世末期(安土桃山時代)から江戸時代、明治にかけて日本での国内海運に広く使われた大型木造帆船である。
龍神の岩
『北のいくつしま弁天宮』が祀られている「龍神の岩」。
その岩の上には、1980年(昭和55年)に建立された「龍神の岩」の碑が、弁天宮と並ぶようにあります。
龍神の岩の由来
昔から古老(ころう)の話しによれば、大正の初期、ある日暮時、大沢より地鳴をたてて下りて来る何物かがあり、それがこの大岩で消えたと伝えられる。
当時は吉凶いづれかのお告げとして誰もが黙して語らず、ある時、通りかかった修行者が、この大岩に祠(ほこら)を建てて信仰するよう宣して立ち去ったと云う。
「龍神の岩」案内看板
その後
1979年(昭和54年)、『北のいつくしま弁財天』の標識を建立。
はじめて「龍神の岩」が広く世間に知られるところとなった。
1980年(昭和55年)、「元第66代総理大臣 三木武夫」先生の揮毫(きごう)による、「龍神の岩」の碑を利尻町観光連盟が建立し、『北のいつくしま弁天宮』の守護神として、一層信仰を深めるようになった。
「龍神の岩」案内看板
場所情報
北のいつくしま弁天宮
海の上に突き出している弁天宮。
お宮の祀られている「龍神の岩」は大人5人ほどでいっぱいになってしまいます。
柵などは無いので、風の強い日などのお参りの際は、注意が必要です。
同じ北海道の奥尻島にある、海に突き出した岩山の上に祀られている「宮津弁天宮」も有名ですね。
住所
奇岩「寝熊の岩・人面岩」も同じ場所にあります。
北海道利尻郡利尻町久連
ほっかいどう りしりぐん りしりちょう くづれ
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利尻島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『利尻島マップ』
TEL
利尻町観光協会
0163-84-3622
時間規制
特に無し
入口が封鎖されることも、基本的にありません。
駐車場
専用駐車場 無し
駐車場はありませんが、『北のいつくしま弁天宮』「寝熊の岩・人面岩」付近で、片道1車線だった道路の海側の車線だけ2車線になります。
観光バスをはじめ、観光客の方は道沿いに車を止めています。
原付のおじさん
『北のいつくしま弁天宮』を訪れた際、同じタイミングで到着した原付のおじさん。
私の車のナンバー(地名)を見て話しかけてきました。
そのおじさんは、横浜の大きなホテルで営業をしていたらしく、定年退職した今は、原付で日本中走り回っているそうです。
確かに横浜ナンバーの原付。
今回も家族の反対を押し切って、北海道苫小牧から反時計回りで道内を周遊しているとのこと。
そのアクティブで自由な姿がカッコよく見えましたが、別れて走り去るうしろ姿は、やっぱり原付。
普通のバイクだったらもっとカッコよく見えたのに。
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お隣の礼文島についてはこちら。