北海道利尻島、島内屈指の人気観光地であるオタトマリ沼。
人工物が一切視界に入らず、日本とは思えない山と湖の景色が楽しめる絶景スポット。
敷地内には食事処やお土産屋も兼ね備えている。
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そのほか、利尻島の観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
オタトマリ沼
日本とは思えない利尻山と湖の景色が楽しめるオタトマリ沼。
沼浦湿原は、オタトマリ沼と三日月沼のふたつの沼を擁し、面積29ヘクタールにおよぶ利尻島で最大の湿原です。
湿原は、今からおよそ7000年前以前に起きたマグマ蒸気爆発によってできた火口跡(マール)に、縄文海進(かいしん)による海面上昇で水がたまり、その後海退(かいたい)に伴い今からおよそ4000年前以前に誕生したと考えられています。
オタトマリ沼 案内看板
「オタトマリ」とは、アイヌ語で「砂のある入江」という意味がある。
その意味の通り、島内のほどんどの海岸が岩場の中、オタトマ沼近くにある沼浦海岸だけは唯一砂浜のビーチがある。
湖の湖畔には散策できるよう、周囲1km・20分ほどの遊歩道が整備されている。
ただし、遊歩道は一部未舗装なので注意してほしい。
オタトマリ沼 レストハウス
オタトマリ沼の湖畔には、食事処とお土産屋が3店舗入った利尻富士町レストハウスがある。
手軽に食べられるホタテ焼き・熊笹ソフト・うにの軍艦巻きなどが販売されている。
ちなみに、レストハウス内に設置されているイス・テーブルは3店舗共用。
オタトマリ沼 利尻 亀一
同じく、オタトマリ沼の湖畔にある利尻亀一。
看板商品の利尻っ子(いか昆布ふりかけ)で有名なお店だ。
ガッツリ食べられるお食事処のほか、お土産屋も充実している。
無料で飲めるコーヒーやお茶もオススメだ。
利尻山十六景 第七景
島内で利尻山(利尻富士)がキレイに見えるビューポイントを利尻山十六景とし、各ポイントには記念スタンプと詩が設置されている。
その16ヶ所あるビューポイントの第七景がオタトマリ沼だ。
「かえりみる山」
潮の鏡で おのれを 深く かえりみ
詩: 原子 修
解説
顔がくるりと反転して、別の表情をみせます。
ささくれだつ岩層がむき出しになり、何万年もの歳月を生きぬいてきたものの苦労がしのばれます。
広い額...幾重にもかさなる苦難の記憶が、謙虚なものの内省の深さを思わせます。
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オタトマリ沼 観光情報
オタトマリ沼
オタトマリぬま
北海道の銘菓「白い恋人」のパッケージになっている利尻山は、このオタトマリ沼から見たアングルだと言われているがそれは間違いで、実際はすぐ近くにある白い恋人の丘(沼浦展望台)がパッケージのアングルが正解だ。
ちなみに、トップシーズンの6月~9月は、利尻島を一周している定期観光バス(Aコース・Bコース)やツアー観光バスで、時間帯によっては混み合うことがある。
ツアー観光バスに関しては分かり兼ねるが、定期観光バスのAコースは11:00~12:00ごろ、Bコースは14:40~15:10ごろまでの滞在しているので、ゆっくり景色を楽しむなら、この時間を避けた方がいいだろう。
住所
- 北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦
ほっかいどう りしりぐん りしりふじちょう おにわき ぬまうら
※左上の「拡大地図を表示」をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせて店舗場所を確認することができる。
利尻の旅を楽しむためのグルメ・観光・駐車場などの情報を、1つの地図上で手軽に確認できるようにした「索楽 saku-raku 利尻島マップ」
TEL
- 利尻富士町観光協会 0163-82-2201
営業時間
- 24時間 開放
基本的に24時間開放されている。
定休日
- 無し
基本的に閉鎖されることはない。
トイレ
- オタトマリ沼 敷地内に計2ヶ所あり
駐車場の奥の方に1ヶ所、利尻亀一の中に1ヶ所の計2ヶ所のトイレがある。
駐車場
- 無料駐車場あり 敷地内 40台ほど (大型14台含む)
オタトマリ沼 情報サイト
- オタトマリ沼 HP (無し)
- オタトマリ沼 face book (無し)
- 利尻島観光案内
- トリップアドバイザー
ハイキング
北海道の銘菓「白い恋人」のパッケージにも描かれている利尻山が見れる白い恋人の丘(沼浦展望台)とオタトマリ沼を巡る、利尻の山・湖・海が楽しめるハイキングコース。
去年、正式に「白い恋人の丘」に認定されたこともあって、看板は「沼浦展望台」のままです。
そのほか、利尻島・礼文島の観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。