北海道利尻島にある奇岩、『寝熊の岩』『人面岩』
全国に様々な奇岩がありますが、そうは見えないモノもしばしば。
奇岩を楽しむ楽しむためには、見る角度と広い心が大事です。
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利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
寝熊の岩
この角度なら、どーですか?
言われてみれば何となく、海に向かって横たわっている寝熊のように見えます。
あえて「目」「耳」などの追記はしませんので、頭の中で自分なりの寝熊のイメージを膨らませてください。
参考写真
現地には『寝熊の岩』の看板、岩碑(がんひ)と共に、この角度から見たら「寝熊」に見えるというガイド写真も設置されています。
...自分で撮った写真の方が、個人的には寝熊っぽいですが。
穴澗(あなま) 寝熊の岩碑(がんひ)
1965年(昭和40年)8月に建立された岩碑(がんひ)。
よく耳にする「石碑(せきひ)」は、石に掘られた碑のこと。
この碑は、岩に掘られているので「岩碑(がんひ)」。
穴澗(あなま) 寝熊の岩碑(がんひ)の由来
この碑は、1965年(昭和40年)5月2日時の「運輸大臣 松浦周太郎」先生が来島。
その際、揮毫(きごう)されたものを、当地産の自然石に刻み建設したものであります。
昔、この地に先住民族住居跡と伝えられる大穴澗があったが、道路工事のため埋没。
現在、『寝熊の岩』だけが残っている。
又、附近には地区住民信仰篤き「弁天宮」があり、この碑の由来を託し、永く後世に伝えるものである。
寝熊の岩 案内看板
ちなみに
見慣れない漢字、「さんずい」に「間」と書いて「澗」。
読み方は、訓読みで「ま・たに・たにみず」、音読みで「カン・ケン」。
漢字文化圏における数の単位の一つ。
澗がいくつを示すかは時代や地域により異なるが、現在では1036を示す。
一・十・百・千・万・億・兆・京・垓(がい)・(じょ)or秭(し)・穣(じょう)・溝(こう)・澗(かん)。
「一」から数えて13番目の単位です。
人面岩
看板左側にある、締め縄がかかっている岩が『人面岩』
どーですか?
看板の方を向いた、ねじりハチマチの人の顔に何となく見えなくも無いかもしれない。
『寝熊の岩』よりも海面から高い位置にあるので、ウミネコ(カモメ)の休息地になっています。
時間帯によっては、鳥だらけで『人面岩』自体がよく分からないことも。
場所情報
寝熊の岩 人面岩
フェリーターミナルのある沓形(くつがた)と、「アザラシのいる仙法志御崎公園」の間に位置する奇岩。
奇岩を楽しむには、見る角度と広い心が必要です。
何となく...そんな感じでいいんじゃないでしょうか。
住所
「北のいくつしま弁天宮」と同じ場所にあります。
北海道利尻郡利尻町久連
ほっかいどう りしりぐん りしりちょう くづれ
グーグルマップのアプリがインストールされているスマートフォンでご覧の方は、地図をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせてご覧いただけます。
利尻島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『利尻島マップ』
TEL
利尻町観光協会
0163-84-3622
時間規制
特に無し
入口が封鎖されることも、基本的にありません。
駐車場
専用駐車場 無し
駐車場はありませんが、「北のいつくしま弁天宮」『寝熊の岩・人面岩』付近で、片道1車線だった道路の海側の車線だけ2車線になります。
観光バスをはじめ、観光客の方は道沿いに車を止めています。
原付のおじさん再び
「北のいつくしま弁天宮」で一緒になった原付のおじさん。
一緒に『寝熊の岩・人面岩』を鑑賞。
全国を回っている目の肥えた原付のおじさんいわく、この奇岩はまだ良い方とのこと。
及第点までは行かないにしても、平均は超えたってことだと理解しました。
全国には、かなり無理のある奇岩もありますからね。
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お隣の礼文島についてはこちら。