北海道遠軽町の街中に突如現れる大きな岩の塊『瞰望岩(がんぼういわ)』
北海道自然百選にも選ばれている『瞰望岩(がんぼういわ)』は、町のシンボルとしてカントリーサインにも描かれているほど。
頂上付近には柵が設置されていないので、解放感抜群の展望台です。
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瞰望岩 頂上
遠軽町のシンボル『瞰望岩(がんぼういわ)』。
アイヌ語では「インカルシ(見張りするところ・眺望するところ)」と呼ばれ、遠軽という地名の起源になったと言われています。
標高は約160mとそれほど高くありませんが、柵が無いというだけで頂上はかなりの解放感。
実際にその場に立つと、景色が違って見えるほどです。
赤い屋根の休憩処のすぐ横は断崖絶壁で、覗くと真下は公園で子供たちが遊んでいる姿がよく見えます。
ただ、岩の際まで行くとさすがに怖いですね。
高所恐怖症の人にはキツイ場所かもしれません。
柵が設置されていないのに展望台として開放されているということは、今まで一度も事故が無かったということなんでしょうね。
登り口
『瞰望岩(がんぼういわ)』頂上への登り口。
石の階段らしき上り坂を3分ほど行くと、すぐに頂上に到着してしまいます。
最後が少し急ですが、歩く距離が短いので余裕で登ることができます。
写真の登り口前ギリギリまで車で来れるので、気軽に頂上まで登ることが出来てしまいます。
展望台
先ほどの赤い屋根のベンチの少し上に建てられた展望台。
もう使われていないのか、かなり劣化しています。
屋上の景色も、位置的に木が視界に入ってくるので、赤い屋根の休憩処からの方がいいかもしれません。
階段の手すりや屋上の柵が触ったら壊れそうで、違う意味で怖いです。
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瞰望岩
瞰望岩(がんぼういわ)
標高は約160.8mで、約730万年前にできたと考えられている岩の塊。
名称ピリカノカ 瞰望岩(インカルシ)
ピリカノカとはアイヌ語で「美しい・形」を意味し、アイヌ物語や伝承、祈りの場、言語に彩られた優秀な景勝地群を総称するものです。
湧別アイヌと十勝アイヌなどとの間に壮絶な戦いを繰り広げた古戦場として、また神祭が行われた厳粛な場所でもあったと伝えられています。
瞰望岩 案内看板
店舗詳細
住所
- 北海道紋別郡遠軽町西町1丁目
ほっかいどう もんべつぐん えんがるちょう にしまち
グーグルマップのアプリがインストールされているスマートフォンでご覧の方は、地図をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせてご覧いただけます。
北海道すべてのグルメ情報・観光スポット・温泉・宿泊・駐車場の一覧マップ『北海道マップ』
TEL
- えんがる町観光協会 遠軽支部 0158-42-8360
- 遠軽町経済部商工観光課観光担当 0158-42-4819
時間規制
- 特に無し
道が封鎖されてることも基本的にありませんが、頂上は柵が無く危険なので、暗くなったから行くのはやめた方がいいかもしれません。
トイレ
- 無し
すぐ近くには「太陽の丘 えんがる公園キャンプ場」のトイレがあります。
駐車場
- 駐車スペース 有り 約15台 無料
舗装された駐車場ではなく、開けた場所にある砂利のスペースです。
幻のオホーツク海
観光協会のおばちゃんいわく、今日は天気が良いからオホーツク海まで見えるとのこと。
たしかに地図上で位置を確認すると見えそうな距離ですが、下から見上げた時に頂上の開けた部分は南西を向いていたような気が。
とりあえず『瞰望岩(がんぼういわ)』へ。
...雲の無い晴れた日でしたが、オホーツク海は見えませんでした。
晴れた日には遠くオホーツク海まで眺めることができる
瞰望岩 案内看板
案内看板にも見えると書かれてるので、きっとモヤがかかっていたんでしょうね。