北海道利尻島の利尻富士観光協会が開催している『島まち歩き観光ガイド』
島に住んでいる観光協会の方がガイドとなって、鴛泊(おしどまり)の町の今と昔について話しながら、ぶらぶらお散歩するという企画。
町の軌跡をまさにその場所で聞けるので、より歴史を感じることができます。
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利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
鴛泊(おしどまり)の街並み
フェリーターミナル、空港がある利尻富士町鴛泊(おしどまり)の街並み。
写真は鴛泊(おしどまり)の人気スポット「ペシ岬」から見た景色(『まち歩き観光ガイド』では「ペシ岬」には登りません)。
当時、利尻島がまだ鰊(にしん)漁で栄えていた頃、北海道や本州からたくさんの移民が来たそうです。
そして、それぞれ各出身地ごとに集まって住むようになり、それが集落となって、現在の島内にある町の原形となっていきました。
鴛泊(おしどまり)と、同じ利尻富士町の鬼脇(おにわき)という町は、秋田や青森など東北出身の方が集まってできた町だと言われています。
お隣りの利尻町の沓形(くつがた)は、富山出身の方が多いそうです。
昔と今 ペシ岬
利尻富士町観光協会「島まち歩き観光ガイド」ポスター
ほぼ同じアングルで撮られた今と昔の「ペシ岬」。
鴛泊(おしどまり)漁港の場所は、当時と変わらずの場所にあります。
ちなみに
フェリーが運行を始めた当初は、写真の左下辺りにフェリーターミナルがあったそうです。
それが需要と共に船(フェリー)が大型化していき湾内に入れなくなったので、現在の場所に移設されたとのこと。
現在のフェリーターミナルは、2014年に新しくリニューアルしたモノ。
利尻島で初めてエスカレーターが導入されたことで、かなり話題になったそうです。
昔と今 鴛泊(おしどまり)商店街
利尻富士町観光協会「島まち歩き観光ガイド」ポスター
こちらも、ほぼ同じアングルで撮られた、昔と今の鴛泊(おしどまり)商店街。
昔の商店街は、今よりも建物数が多く、かなり密接して建てられていますね。
当時はかなりにぎわっていて、2万人以上が島で暮らしていたそうです。
利尻島の人口は現在約5,000人。
今から15年後の2030年には、3,000人を切って2,600人ほどに減少すると推計されています。
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島まち歩き観光ガイド
鴛泊(おしどまり)フェリーターミナルの1Fに観光協会が設置されています。
『まち歩き観光ガイド』
利尻島の文化と歴史を学ぶ...
島人の生活・産業を知る...
ときどき、100年前に「タイムスリップ」することがありますので心の準備をお願いします。
利尻富士町観光協会「島まち歩き観光ガイド」ポスター
イベント詳細
住所
- 北海道利尻郡利尻富士町鴛泊港町 フェリーターミナル1F
ほっかいどう りしりぐん りしりふじちょう おしどまり みなとまち
グーグルマップのアプリがインストールされているスマートフォンでご覧の方は、地図をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせてご覧いただけます。
利尻島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『利尻島マップ』
参加費・参加人数
- 1人 500円(税込)
集合時に支払います。
参加人数制限は特にありません。
開催期間
- 7月~10月中旬ごろ
終了日は予定で、今のところ未定。
催行日
- 期間中 毎日開催
雨天・強風時は中止となります。
基本的に毎日開催していますが、ガイドなどの都合により、催行できない日もあります。
午前・午後のどちらか一方で催行予約が入ると、もう一方が開催されない場合もあります。
時間
- 10:30~11:45
- 15:00~16:15
約75分、約1kmのまち歩き。
催行時間の10分前集合です。
集合・解散場所
- 集合 フェリーターミナル1Fの観光協会窓口前
- 解散 セイコーマート(コンビニ)駐車場
解散場所のセイコーマートは、フェリーターミナルから1.2km、徒歩16分のところ。
解散後は自由です。
TEL・申し込み
- 利尻富士町観光協会 0163-82-2201
観光協会窓口、もしくはTELで申し込み可能。
解散後
出発はフェリーターミナルですが、解散はセイコーマートというコンビニ駐車場で、フェリーターミナルから1.2km、徒歩16分のところ。
解散後は自由なので、そのままフェリーターミナルに戻ってもいいですが、せっかくなのでもう少し散策してみるのもいいかもしれません。
フェリーターミナルとは反対方向
セイコーマート駐車場からの距離と時間
フェリーターミナルの帰り方向
セイコーマート駐車場からの距離と時間
利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
お隣の礼文島についてはこちら。