北海道利尻島に二つある町の一つ、利尻町の名水『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』
お隣の利尻富士町にある名水百選「甘露泉水(かんろせんすい)」が有名ですが、利尻町にも名水があります。
道沿いにあるので気軽に寄ることができるおすすめスポットです。
スポンサードリンク
利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
麗峰湧水(れいほうゆうすい)
地元民も、飲み水や料理に利用している名水。
注ぎ口は2つ。
豊富な水量なので、1.5ℓや2ℓのペットボトルでもすぐに汲むことができます。
この湧水は、名峰利尻山に降った雨水や雪解け水が山体を浸透して、長い年月を経て湧き出しているといわれています。
自然のろ過装置ともいえる山体を通り抜けいていますので清潔な水です。
現地案内看板
山体に染み込んだ雨水や雪止め水は、マグネシウムやカルシウムといった鉱物を含みながら、30年以上の年月をかけて湧き出してきます。
名前の由来
雄大で麗しき峰(やま)利尻山からの恵みの水として『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』と名付けられました。
現地案内看板
主な成分
- ナトリウム 14mg
- カリウム 2.2mg
- カルシウム 5.6mg
- マグネシウム 2.7mg
- PH値(弱酸性) 6.5mg
保健所の検査もクリアした安全なお水です。
名水の所以 世界トップレベルの普及率
名水を生み出している利尻山。
日本百名山の一番目の山として、毎年登山に訪れる観光客は約一万人。
世界の山々では、観光客の排泄物によって水が汚れてしまう問題が深刻になってきている中、利尻山では地元の努力と、観光客の協力によって、世界トップレベルの携帯トイレの普及率を維持し、大切な水を守っています。
その成果が、利尻島の湧き水が名水と言われる一つの所以かもしれません。
利尻島の3名水
利尻町の『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』のほか、あと2つの有名な湧き水があり、利尻島には計3つの名水があります。
利尻富士町
甘露泉水(かんろせんすい) 名水百選
場所情報
利尻島の名水と言えば、名水百選に選ばれている「甘露泉水(かんろせんすい)」が有名ですが、この『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』も同じ利尻山の恩恵を受けた名水。
地元民だけでなく、幹線道路沿いにあり手軽に汲めることから観光客にも人気の湧き水スポット。
住所
北海道利尻郡利尻町仙法志
ほっかいどう りしりぐん りしりちょう せんぽうし
グーグルマップのアプリがインストールされているスマートフォンでご覧の方は、地図をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせてご覧いただけます。
利尻島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『利尻島マップ』
TEL
利尻町観光協会
0163-84-3622
時間規制
特に無し
駐車スペースが閉鎖されていることも、水が止まってしまうことも基本的にありません。
トイレ
無し
駐車場
駐車スペース 有り 約6台(両側で) 無料
島を一周している道道108号線(105号線)沿いの両側に、路肩のような駐車スペースがあります。
風呂上がりの麗峰湧水(れいほうゆうすい)
同じ利尻町にある立ち寄り温泉施設「利尻ふれあい温泉」の館内では、『麗峰湧水(れいほうゆうすい)』が飲料水として置かれています。
お風呂上がりの冷えた名水は格別です。
利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
お隣の礼文島についてはこちら。