北海道利尻島の人気観光スポット「オタトマリ沼」のすぐ近くにある『沼浦海岸』
「オタトマリ」はアイヌ語で、「砂のある入江」という意味。
その名の通り、利尻島内で唯一の砂浜海岸。
看板が1ヶ所しかなく、海岸の入口が分かりにくいため、観光客では分からない穴場スポットです。
スポンサードリンク
利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
砂浜
利尻島内の海岸線のほとんどは、溶岩石や大きな岩がゴロゴロしています。
そんな島で唯一の砂浜海岸。
砂利のような海岸かと思いきや、意外にもちゃんとした「砂浜」です。
手に取って触ってみるとよくわかります。
かなりキメの細かい砂。
「オタトマリ」はアイヌ語で「砂の集まる入江」という意味。
まさに意味の通りの砂浜海岸です。
砂浜の成り立ち
川から運ばれた小石や砂、海岸や海底が削れて細かくなった岩などが波や海流に揉まれて更に細かくなり、様々な条件によって、一部または広範囲に堆積してできたモノ。
サンゴの死骸などで形成された砂浜は白いのが特徴。
『沼浦海岸』は黒っぽい色なので、溶岩石などが削れて砂になり堆積してできた砂浜ですね。
近くにある、万年雪が有名な「ヤムナイ沢」からの砂もあるのでしょうか。
入江
『沼浦海岸』の東側にある、自然にできたであろう入り江。
写真左の丘の頂上が「白い恋人の丘(沼浦展望台)」なので、ちょうどその真下です。
とにかく海がキレイで、浅い海底は利尻昆布で埋め尽くされています。
これだけ昆布があれば、ウニもたくさんいるかもしれませんね。
ですが、ウニも昆布も獲ったらダメです。
密漁になってしまいます。
沼浦海岸入口
これは仙法志(せんぽうし)から鬼脇へ向かう方向の道路案内標識。
道が無いような路肩に矢印が向いて「右」と書いてあります。
写真右側の「交通安全」と書かれた旗。
その最後の旗の奥に街灯が一本あります。
分かりにくいですが、その街灯が海岸へと続く道の入口です。
一車線で道幅が狭いので、曲がるときは注意が必要です。
鴛泊(おしどまり)から鬼脇へ向かう方向の道路案内標識にも『沼浦海岸』と書いてはありますが、かなり手前に設置されているので、曲がるところが分かりません。
場所情報
沼浦海岸
島で唯一の砂浜海岸。
看板がほとんど無く、入口の道路が細く分かりづらい分、あまり観光客がこない穴場スポット。
実際に海に入ってはいませんが、見た感じ、遠浅のビーチです。
海の家・売店
観光用のビーチでは無いので、海の家などはありません。
近くに「セイコーマート(コンビニ)」、「オタトマリ沼」湖畔に飲食店、「北のしーま(温泉)」があります。
住所
『沼浦海岸』へと続く道の入口が分かりにくいので、要注意。
北海道利尻郡利尻富士町鬼脇沼浦
ほっかいどう りしりぐん りしりふじちょう おにわき ぬまうら
グーグルマップのアプリがインストールされているスマートフォンでご覧の方は、地図をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせてご覧いただけます。
利尻島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『利尻島マップ』
TEL
利尻富士町観光協会
0163-82-2201
時間規制
特に無し
ただし、住宅がすぐ近くに点在しているので、常識のある行動を。
トイレ
無し
すぐ近くの「オタトマリ沼」湖畔の駐車場に公衆トイレ(24時間開放)があります。
駐車場
無し
観光地として整備されている訳ではないので、専用駐車場など特にありません。
道沿いに止める感じです。
ウニの殻
入り江で見つけたウニの殻。
なんかのオブジェみたいです。
人間はウニを真っ二つに割って食べるので、これはウミネコかカラスの仕業でしょうか。
これをオシャレにアレンジすると、こんな感じになります。
urchin – 09 / photo by : Windell Oskay
中に電球を入れて、オシャレライト。
幾何学的な模様がいい感じですね。
利尻島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
お隣の礼文島についてはこちら。