北海道礼文島の玄関口、香深(かふか)フェリーターミナルの向かいにあるお土産屋『ニューかとう(加藤商店)』
その店内で異彩を放っていたのが、番重(ばんじゅう)に盛られた名物「ヌカほっけ」。
クセが強いらしく、お店の人が初心者用「ヌカほっけ」を選んでくれます。
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加藤商店 ヌカほっけ
買い方は2通り。
- ヌカほっけ 3本 1,000円
- ヌカほっけ 1kg 2,500円(量り売り)
当店 自家製「ヌカほっけ」
今年もおいしくできましたよ!!
礼文の昔ながらの保存食です。
皮をむいて食べます!!
「へしこ」「かつおぶし」とは全く違います。
店内ポップ
かなりクセが強く、好き嫌いがハッキリ分かれるという「ヌカほっけ」。
好きな観光客は、お土産用・自分用にkg単位で買っていくそうです。
試しに食べてみたいだけなので、kg単位は無いとしても、3本セットも多いですね。
ダメもとでバラ売りをお願いしたところ、特別に一本の量り売りをしてくれました。
初心者用ヌカほっけ
お店の人いわく、本当は硬い「ヌカほっけ」の方がおいしいそうです。
ですが、初めて食べる人は柔らかめの「ヌカほっけ」がおすすめ。
説明しながらお店の人は、なるべく小さめで柔らかいモノを選別してくれました。
「1kg 2,500円」なので「100g 250円」。
お店の人が選んでくれたモノは100gを超えていましたが、サービスで250円にしてくれました。
食べてみて「おいしい」「好きな味」と思えれば、徐々に硬い「ヌカほっけ」に挑戦みるのがいいそうです。
持ち越し
買ったその日のうちに食べようと思っていた「ヌカほっけ」。
色々食べ過ぎてお腹いっぱいになってしまったので、翌日に持ち越しました。
翌日、表面に少しカビのようなものが...。
天然の糠(ぬか)と塩のみを使い、天日乾燥と当店独自の燻製法で仕上げており、防腐剤等は一切使用していませんので、皮と糠(ぬか)に「カビ」が生ずることがありますが、皮を剥いでお召し上がりください。
むき身のまま酒の肴に、また薄切の玉葱と一緒にマリネ風(三杯酢に1時間程度浸す)にしても美味しくお召し上がりいただけます。
背ヒレ・腹ビレを削いで、頭側から皮を引くとむきやすいです。
購入時に付いてくる紙
お店の人も少しくらいカビが生えても、皮を剥けば問題ないと言っていたので挑戦してみました。
紙に書いてある通りにすると、割と簡単に剥けます。
カビも全く問題無いですし、かなりおいしい。
ビールとの相性が抜群です。
こんなにおいしいなら、3本セットを買っておけばよかった。
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加藤商店
ニューかとう(加藤商店)
香深(かふか)フェリーターミナル前の「礼文お土産センター」の一角にあるお店。
店舗間口(面積)がほかのお店の2倍と広く、品数豊富なお土産屋さん。
店舗詳細
住所
- 北海道礼文郡礼文町香深
ほっかいどう れぶんぐん れぶんちょう かふか
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礼文島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『礼文島マップ』
TEL
- 0163-86-1017
営業時間
- 9:00~18:00
閉店時間より早く閉まってしまう場合もあります。
定休日
- 無し
基本的に無休で営業。
駐車場
- 無し
フェリーターミナル前の道路が広いので、地元民は道沿いに止めています。
専用駐車場はありませんが、フェリーターミナル駐車場が利用可能。
へしこ・かつおぶしと全く違う
Heshiko Saba – pickled mackerel / photo by : Ryosuke Hosoi
「かつおぶし」は分かりますが、「へしこ」ってあまり聞かないですね。
「へしこ」は、福井県の若狭・美浜地方で食べられている「ヌカほっけ」と同じ保存食の一つ。
鯖に塩を振って塩づけにし、さらに糠漬けにした郷土料理、および水産加工品である。
ぬかを軽く落とし火であぶったものはお茶漬けや酒の肴に良い。
新鮮なものであれば刺身で食べることもできる。
違いといえば、天日干しや燻製工程があり、そのまま皮を剥いで食べる「ヌカほっけ」に対して、塩と糠(ぬか)に漬け込み、洗って食べる「へしこ」。
お店の人が違いについて教えてくれましたが、最終的には細かいことは置いといて、全く違うモノなんです。
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