北海道礼文島にある『厳島神社』
社名の通り、広島県宮島の「厳島神社」を総本山とする神社。
礼文の花をモチーフにした天井画や、全国でココでしか見られない、神輿を空中に放り投げる神輿渡御(とぎょ)が有名です。
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礼文島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
厳島神社 天井画
夏季に公開されている拝殿天井画。
社殿内を撮影するのは気が引けたので、案内看板のポスターを。
礼文島の花々を描いた42枚の画。
基本的な画の形は同じで、これだけの花を別々に表現するのは、何というかすごいです。
毎年公開しているそうなので、ぜひ生で見てみてください。
厳島神社 神文
Itsukushima 厳島神社 / photo by : Norio NAKAYAMA
写真は、総本山である「宮島の厳島神社」の神文、「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」。
神文とは、神社で使われる神聖な家紋のこと。
中でもこの亀甲紋は有名で、「出雲大社」でも使用されている由緒ある紋です。
『礼文島の厳島神社』の神文。
ほとんど一緒ですが、よく見ると花弁のところに「剣」がありません。
なので、「三つ盛り二重亀甲に花菱」と言ったところでしょうか。
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厳島神社
厳島神社
文化5年(1808年)、宗谷場所の請負人 藤野喜兵衛が奉還し祠(ほこら)を建てたのが創祀といわれている神社。
場所請負人とは
幕府が、有力商人にアイヌとの交易や商場の経営を請負わせ、税金を納めさせる場所請負制度のこと。
神社詳細
例大祭
毎年 7月15日
例大日を挟む7月14日(宵宮祭)・7月16日(後日祭)と3日間お祭りが執り行われます。
例大祭(れいたいさい)とは
神社で毎年行われる祭祀のうち、最も重要とされるもののことである。
年一回、多くは祭神や神社に特別の由緒のある日に行われる。
礼文ではこの3日間、「厳島神社例大祭」が開催され、神輿を空中に放り投げるという全国でもココでしか見られない珍しい神輿渡御(とぎょ)が見ることができます。
御祭神
- 水の神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと) 宮島の厳島神社(広島県)が総本山。
- 託宣(たくせん)(神の言葉)の神 事代主神(ことしろぬしのかみ) えびす様と同一視される。事代主神社(香川県徳島市)でも祀られています。
- 力の神 三吉大神(みよしのおおかみ) 太平山三吉神社(秋田県秋田市)が総本山。
住所
- 北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ350
ほっかいどう れぶんぐん れぶんちょう かふかむら
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礼文島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『礼文島マップ』
TEL
- 0163-86-1852
参拝時間
- 24時間 開放
常時開放されている神社ですが、常識の範囲内で参拝に訪れましょう。
トイレ
- 無し
社務所に人がいれば、借りることができるかもしれません。
駐車場
- 無し
『厳島神社』登り口の横にある砂利の駐車場は、お隣の「旅館 一番館」の駐車場です。
間違って止めないようにしましょう。
礼文屈指の眺望?
通りから本宮へと続く階段、100段。
石段を登り、社殿前庭より望む利尻富士は、礼文島屈指の眺望である。
厳島神社 案内看板
そこからの景色は、木が生い茂っていて、利尻富士は全く見えません。
しかし、社殿前庭から続く坂道を更に登っていくと、
礼文屈指かどうかは置いておいて、茂みを抜けて突如現れる利尻富士には感動です。
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お隣の利尻島についてはこちら。