北海道礼文島にある有名店『炉ばた ちどり』
このお店が発祥という「名物 ホッケのちゃんちゃん焼き」や「元祖 うに丼」が人気のお店。
壁に貼ってあった珍しいメニュー、「海馬(トド)のてっぴ」が気になったので注文してみました。
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礼文島のグルメや観光情報を一覧にまとめているので、以下も参考にしてほしい。
炉ばた ちどり 海馬(とど)のてっぴ
- 海馬(トド)のてっぴ 800円(税込)
名前を聞いただけでは、よく分からないメニュー「海馬(トド)のてっぴ」。
お店の人に聞いてみたところ、海馬(トド)の「手」の部分、つまり「前ヒレ」だそうです。
道北のお土産屋さんで見かける「トド肉の缶詰」や、「澄海(スカイ)岬」の売店で売られていた「トド串」など、北海道の北の方では海馬(トド)が食べられているんですね。
本州でいうところの「鯨肉」や「鯨ベーコン」といった感覚なんでしょうか。
- 海馬(とど)のてっぴ 7切れほど
- 酢味噌 たっぷり
- ネギ たっぷり
ちょっとぶれていて分かりにくい写真ですが、肉とコラーゲンが混ざったような断面をしています。
食感は、鶏の軟骨の柔らかい感じ。
「てっぴ」自体の味はあまり感じませんが、酢味噌、ネギと一緒に食べるとかなりおいしいです。
まさに酒の肴です。
ちなみに、一般的には「てっぴ」と言えば、「ふぐの皮の湯引き」のことを指すようです。
- てっぴ ふぐの皮の湯引き
- てっさ ふぐの刺身
- てっちり ふぐのちり鍋
馬を手入れする際、蹄(ひづめ)に詰まった泥などを掻き出す時に使う道具も鉄爪(てっぴ)と言うそうです。
炉ばた ちどり たこ串
- たこ串 1本 300円(税込)
ぶつ切りにした肉厚なたこの足の串。
生の状態で出てくるので、自分で焼いてから食べるスタイル。
炭火でじっくりと火を通していくので、食べるまでには少し時間がかかります。
何回かひっくり返して両面を焼いたらできあがり。
肉厚なだけあって、すごい歯ごたえ。
かなりおいしいです。
最初、1本300円は少し割高な感じがしましたが、おいしいので有りかもしれません。
ちなみに「たこ串」の抜けに写っているのは「ホッケのちゃんちゃん焼き」。
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炉ばた ちどり
炉ばた ちどり
このお店が発祥という名物「ホッケのちゃんちゃん焼き」が有名なお店。
そのほか、利尻島・礼文島で鉄板の名物である「うに丼」もこのお店が発祥とのとこ。
観光客だけでなく、地元の方にも人気のお店。
店舗詳細
店内はそれほど広くはありません。
- カウンター 4席
- 4人掛けテーブル 2卓
- 小上がり座敷 炭焼きテーブル 4卓
全テーブルで喫煙可。
住所
- 北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ
ほっかいどう れぶんぐん れぶんちょう かふかむら
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礼文島すべてのグルメ・観光スポット一覧マップ『礼文島マップ』
TEL
- 0163-86-2130
営業時間
- 11:00~22:00(L.O.21:30)
基本はこの営業時間ですが、島なので時間に多少の前後があります。
特に夜の閉店時間。
20時を過ぎてから行く場合は、一度電話で確認した方がいいかもしれません。
定休日
- 第2・第4日曜日(7月・8月は無休)
店内の張り紙に記載されていましたが、かなり年季が入っていて古い張り紙でした。
駐車場
- 共用駐車場 有り 約20台 無料
2軒隣の「居酒屋 さざなみ」と同様に、港沿いにある共用駐車スペースが利用可能です。
道幅が広いので、地元の方は店先に車を止めています。
海馬の読み方
『炉ばた ちどり』では「海馬」と書いて「トド」と読んでいますが、セイウチやアシカとも読むことができます。
ただ、「セイウチ」の場合は「海象」、「アシカ」の場合は「海驢」という別の漢字もあったりします。
「海馬」を「かいば」や「うみうま」と読むと、「タツノオトシゴ」のことを指すので、そのまま「タツノオトシゴ」と読まれる場合もあります。
- 海馬(そのまま読む) セイウチ、トド、アシカ、タツノオトシゴ
- 海馬(かいば) タツノオトシゴ
- 海馬(うみうま) タツノオトシゴ
- 海馬(ハイマ) 中国の自動車メーカー
意味は変わってきますが、読み方としてはどう読んでも正解ということですね。
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お隣の利尻島についてはこちら。