三重県伊勢市、伊勢神宮 内宮前の観光スポット おかげ横丁にある「うどんや ふくすけ」。
伊勢神宮参拝の定番グルメ、たまり醤油と天然ダシの自家製ダレを使用した伊勢うどんが人気のお店。
数ある伊勢うどん人気店ランキングでも、まず1位に名前が挙がるほどの人気。
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ふくすけ 伊勢うどん
- 伊勢うどん 500円 (税込)
写真は普通盛り、大盛りは無い。
たまり醤油独特のコクと、こだわり昆布に鰹節といった天然のお出しが染み込んだタレ。
見た目は辛そうですが、意外とあっさりとしていて、一度食べたらやみつきになります。
おかげ横丁 HP
この地域では、400年以上も前から食べられているという伊勢うどん。
太くて柔らかいうどんに、濃い色の醤油ダレをかけただけのシンプルさが特徴のご当地麺。
昔は伊勢で「うどん」と言えば、この柔らかいうどんを指していたが、通常のうどんと差別化を図るために「伊勢うどん」と呼ばれるようになったという。
「うどんや ふくすけ」では、昆布や鰹節の天然ダシとたまり醤油を合わせた自家製ダレを使用しており、見た目ほど味は濃くない。
コシの強さが特徴の讃岐うどんより断然柔らかい通常のうどんと比べても、まったくと言っていいほどコシが無いので、初めて食べた時には驚いてしまう。
さらに柔らかいうどんだけあって、麺にタレが絡むというよりは吸収しているようで、混ぜていると、うどんが段々タレの色に染まっていき、焼きうどんのような色に染まっていく。
このコシの無さが伊勢うどんの特徴なので、これはこれでおいしいご当地うどんだ。
ふくすけ メニュー
※写真を含め、価格はすべて税込表示。
カウンターへ行き、注文をして先にお会計をするシステム。
そこで番号の書かれた木札がもらえるので、店内や縁側の席など好きなところで座って待っていると、店員さんが番号をいいながら、席まで持ってきてくれる。
シンプルなたまり醤油の伊勢うどんのほか、トッピングがのったモノまでいくつか種類がある。
- 手打ち 伊勢うどん 600円 三重県産小麦を使用した数量限定のうどん
- 伊勢うどん 500円 スタンダードなうどん
- カレー伊勢うどん 700円
- 月見伊勢うどん 560円
- めかぶ伊勢うどん 630円
- とろろ伊勢うどん 750円
- 天ぷら伊勢うどん 900円
- 志摩うどん 600円 細めの麺を使ったオリジナルうどん
- 松坂牛肉うどん 990円 など
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うどんや ふくすけ
photo by 伊勢内宮前 おかげ横丁 ふくすけ
うどんや ふくすけ
1993年(平成5年)7月16日におはらい町の中に誕生した伊勢の人気観光スポット おかげ横丁。
そのおかげ横丁のほぼ中心に店舗を構える伊勢うどんの人気店 うどんや ふくすけ。
伊勢うどんの人気店ランキングでは、まず1位に名前が挙がる定番の有名店。
江戸時代から「生きているうちに食わなければ、死んで閻魔に叱られる」と言い囃されるほど人気だった伊勢街道沿いのうどん屋「豆腐六(どぶろく)」をイメージしており、「食べると福がある」とも言われたことに因んで、店名は「ふくすけ」と名付けられました。
おかげ横丁 HP
店舗詳細
江戸の建物を再現した解放感のある造りの店舗。
店内は小上がり座敷テーブル席と、土間に腰掛の席がある。
縁側にも大きめの腰掛が用意され、昔のように丼ぶりを手で持って食べるスタイルで楽しむこともできる。
住所
- 三重県伊勢市宇治中之切町52
みえけん いせし うじなかのきりちょう 52
※左上の「拡大地図を表示」をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせて店舗場所を確認することができる。
三重の旅を楽しむためのグルメ・観光などの情報が、1つの地図上で手軽に確認できるようにした「索楽 saku-raku 三重マップ」
TEL
- 0596-23-8807
営業時間
- 10:00~17:30 (L.O.17:00)
※季節により営業時間が異なる。
定休日
- 年中無休
駐車場
- 無し
うどんや ふくすけの専用駐車場は無いので、近くの市営駐車場や民間駐車場、もしくはパーキングの利用になる。
皇室の氏神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っているだけあって、参拝者のために市営の駐車場利用の場合、最初の1時間は無料になっている。
おかげ横丁の安いオススメ駐車場・パーキングについては、以下を参考にしてほしい
うどんや ふくすけ 情報サイト
柔らかさ = 優しさ
まったくコシが無い、フニャフニャの伊勢うどん。
現在のように柔らかくなった説の一つに、お伊勢参りの長旅で疲れているであろう参拝客のために考案されたという話しを聞いたことがある。
うどんをあえて長く茹で続けることで、温かいうどんをすぐ提供でき、さらにうどんが柔らかくなることで消化が良くなり、疲れた体をいたわるというメリットがあるという。
“柔らかさ=優しさ”という、日本の古き良き おもてなしの心が、伊勢うどんを生んだのかもしれない。