三重県伊勢市、伊勢神宮 内宮前の観光スポット おはらい町にある「赤福 本店」。
1707年(寛永4年)創業で300年の歴史を誇り、神宮参拝では言わずと知れた伊勢の名物 赤福が人気のお店。
歴史ある建物の縁側では、清流 五十鈴川と神宮林の神路山(かみじやま)などの山々も望める。
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赤福 本店 赤福
- 赤福 盆 (2個入り) 210円 (税込)
お箸で召し上っていただくのは、昔はお餅が食事であった頃のなごりです。
赤福餅の独特な形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡(あん)につけた三筋の形は清流を、白いお餅は川底の小石を表しています。
赤福 HP
お伊勢参りに欠かせない名物の赤福。
伊勢市に近づくにつれ、圧倒的な量が設置されている赤福看板は、必ずと言っていいほど目に入ってくる。
あるところでは、道沿いすべての電柱に掛け看板が付いているほど。
あまりにも有名な赤福だけに、今までに何度も食べる機会はあったが、やはり本店で食べるとその雰囲気でさらにおいしく感じてしまう。
店内の作業場で作った出来立てだからか、お土産で箱に入った赤福よりも餡がサラッとしている。
甘さが控えめなところも食べやすい。
一緒に付いてくるお茶も三重県度合町(わたらいちょう)産の伊勢茶を使用しており、赤福に合わせて特別にブレンドしているという。
この伊勢茶のサービスは本店だけではなく、こうしてその場で食べれる茶屋サービスを行っている全店舗で、本店で焙(ほう)じたお茶を提供しているとのこと。
赤福 本店 メニュー
※価格はすべて税込表示。
スタンダードな赤福のほか、季節限定・朔日餅(ついたちもち)も取り扱っている。
注文はカウンターでお会計後、番号札を受け取って空いている席で待っていると、店員さんが持ってきてくれるシステム。
赤福
- 赤福 盆(2個入り) 210円
- 赤福氷 520円 ※夏期限定
- 赤福ぜんざい 520円 ※冬期限定
朔日餅(ついたちもち)
朔日餅(ついたちもち)とは、毎月1日に普段より早起きして伊勢神宮へ参拝する「朔日(ついたち)参り」という古くからの習わしがあり、その参拝客のため作り始めた餅のこと。
1978年(昭和53年)から販売を開始し、元旦を除く毎月1日限定で季節ごとに11種類の餅を提供している。
今のところ赤福本店のほか、東名阪の御在所SA上りにある赤福茶屋の2ヶ所でしか販売されていないので、もし1日に赤福 本店を訪れたなら、ぜひ食べておきたい。
詳しくは「赤福 HP 朔日餅」で確認してほしい。
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赤福 本店
Main Store of Akafuku / photo by foooomio
赤福 本店
あかふく ほんてん
1707年(寛永4年)創業、300年以上続く老舗和菓子店、赤福 本店。
1877年(明治10年)に伊勢一帯を襲った台風の影響で五十鈴川が氾濫して被害を受けたことで、同年に一度だけ建て替えをしているが、それでも現在まで130年以上の歴史ある建物になっている。
その10年後、創業180年を記念して入口に金看板が掲げられた。
店舗詳細
Akafuku / photo by PRObryan…
店舗入口から裏庭まで続いている土間を挟んで小上がり座敷と腰掛けある。
テーブルなどは無い。
混んでいる時に小上がり座敷の奥に座ってしまうと、注文した赤福を持ってきてくれた時とお店から帰るときが面倒なので、できるだけ土間に近い場所、もしくは縁側に座った方が動きやすい。
住所
- 三重県伊勢市宇治中之切町26番地
みえけん いせし うじなかのきりちょう 26
※左上の「拡大地図を表示」をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせて店舗場所を確認することができる。
三重の旅を楽しむためのグルメ・観光などの情報が、1つの地図上で手軽に確認できるようにした「索楽 saku-raku 三重マップ」
TEL
- 0596-22-7000
営業時間
- 5:00~17:00
定休日
- 無休
駐車場
- 無し
赤福 本店には専用駐車場は無いので、近くの市営駐車場や民間駐車場、もしくはパーキングの利用になる。
伊勢神宮では、皇室の氏神である天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祀っているだけあって、参拝者のために市営の駐車場利用の場合、最初の1時間は無料になっている。
おはらい町の安いオススメ駐車場・パーキングについては、以下を参考にしてほしい。
赤福 本店 情報サイト
餅入れさん
カメラロール-3583 / photo by nna_774
赤福を作る職人を「餅入れさん」と呼び、主に女性が担当するという。
それは、五十鈴川のせせらぎを模した赤福独特の形を表わすのに、女性の繊細な指先が合っているからだそうだ。
それにしても、3面ガラス張りで常に見られている中で作業するのは大変だろうに。
マスクがやたら大きいのも、それを意識してのことかもしれない。