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石川県金沢市の市民なら知らない人はいないと言われる「第7ギョーザの店」。

1日1万個売り上げるという全5種の餃子の中でも、看板メニューのホワイト餃子が人気のお店。

餃子の皮作りから、餡作り、包み作業まですべて店内で行っている。

 

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第7ギョーザの店 全5種の餃子

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1日1万個という圧倒的な数を売り上げる人気店、第7ギョーザの店(通称 ダイナナ)。

モチモチとした自家製の皮と、キャベツ・白菜・ニラ・シイタケなど、およそ30種類の具材が入った自家製の餡、それらを包む作業をすべて店内で行っているという。

扱っている餃子の種類は、看板メニューのホワイト餃子を含め全5種類。

ご主人いわく、特にホワイト餃子と焼餃子は、食べる前に箸で穴を空けてから食べてほしいとのこと。

そうしないと、出来立ては熱くてヤケドしてしまうそうだ。

 

 

ホワイト餃子

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  • ホワイト餃子 10個 450円 (税込)

餡がギッシリと詰まっており、揚げるように焼いたカリカリした食感の餃子。

売り出した当時、地元の人の味に合わなくて全然売れなかったそうだ。

それでも月日が経つにつれてホワイト餃子を好む人が多くなっていったという。

たしかに、餃子1個のボリュームもあり、食べ進むにつれてその味がクセになってしまう。

 

 

焼 餃子

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  • 焼 餃子 5個 315円 (税込)

見た目はホワイト餃子とよく似ているが、より野菜を感じるのがこの焼 餃子。

モチモチした食感の皮の食感も残っていておいしい。

 

 

蒸 餃子

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  • 蒸 餃子 5個 315円 (税込)

ホワイト餃子、焼 餃子に比べて小ぶりな餃子。

第7ギョーザの特徴であるモチモチした皮が一番引き立っている。

さっぱりしているので、いくらでも食べれてしまう。

 

 

水 餃子

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  • 水 餃子 6個 315円 (税込)

同じく小ぶりな水 餃子。

そのまま食べると少し物足りないが、各席に設置されている餃子のタレとラー油を付けるとかなりおいしい。

 

 

汁 餃子

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  • 汁 餃子 6個 315円 (税込)

味が濃いめでコショウが効いたスープと、ツルっとした皮の小ぶりの餃子。

何もつけずにそのままスープと一緒に食べても、かなりおいしい。

 

 

第7ギョーザの店 メニュー

※写真を含め、価格はすべて税込表示。

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店名の通り、メニューは餃子のみでラーメンなどは無く、餃子は単品と定食がある。

定食は、単品で注文しても合計金額は同じ。

単品

餃子は全5種類。

欲を言えば、ホワイト餃子 5個と焼餃子5個がセットになったメニューがあるとありがたい。

  • ホワイト餃子 10個 450円 / (大) 15個 675円
  • 蒸 餃子 5個 315円 / (大) 10個 613円
  • 焼 餃子 5個 315円 / (大) 7個 441円
  • 水 餃子 6個 315円
  • 汁 餃子 4個 315円

定食

定食は全2種類で、ホワイト餃子なら普通盛り10個、焼餃子なら大7個に、ご飯とスープが付いてくる。

それぞれを単品で注文しても合計金額は定食と変わらないので、スープが要らない方やご飯大盛りを希望する方は単品で注文するのがいいかもしれない。

ちなみに濃いと味がしつこくなってしまうので、定食に付いてくるスープはあえて薄味にしているという。

  • ホワイト餃子定食 686円
    ※ホワイト餃子 10個 450円 + ご飯(中) 195円 + スープ 41円 = 686円
  • 焼 餃子定食 677円
    ※焼 餃子 7個 441円 + ご飯(中) 195円 + スープ 41円 = 677円

 

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第7ギョーザの店

第7ギョーザの店
だいななギョーザのみせ

金沢市民で知らない人はいないと言われるほど認知度が高いという餃子専門店、第7ギョーザの店。

地元では通称「ダイナナ」と呼ばれ、餃子は1日1万個を売り上げるという。

そして、外観は大きな店舗に見えるが、基本的に使われているのは1階のカウンター席のみ。

建物2階は有料個室席になっており、部屋の広さによって1時間/300円(税別)~となっている。

平日のお昼を過ぎても、なかなかお客さんが引かないほど人気な第7ギョーザの店だが、カウンター席は意外と回転は早いので、並んでいても苦にならなかった。

 

ちなみに、この第7ギョーザという変わった店名は、ご主人が修行されたお店の中で、焼き餃子を習った順番が7番目だったことに由来しており、第7という番号は焼き餃子を受継いだ証だという。

本来は漢数字の「七」使うところを、「亡」と形が似ていて縁起が悪いということでアラビア数字に変えたとのこと。

そして、ご主人が修行されたお店は第二ギョーザ。

なぜ本家である第一ギョーザで修行しなかったかと言うと、夫婦で経営されていた第一ギョーザの方が高齢だったため。

第二ギョーザは若い店主がやっていたお店だったので、第二を選んだそうだ。

住所いしかわけん かなざわし もりのさと 1ちょうめ 259
石川県金沢市もりの里1丁目259
TEL076-261-0825
営業時間11:00~翌2:00 (L.O.1:45)
定休日水曜日、年末年始
駐車場無料駐車場あり 敷地内 50台ほど + 第2P

県道22号線の交差点角にある第7ギョーザの店。
中央分離帯があるため反対車線から直接入ることはできないが、信号を曲がった路地にも駐車場の入口があるのでUターンする必要はない。

第7ギョーザの店 情報サイト

 

本家第1の孫弟子

店名の由来とルーツを整理すると、本家は第一ギョーザ。

本家第一から番号をもらった方が第二ギョーザというお店を出した。

その第二ギョーザに修行に行ったご主人が、認められて番号をもらったところ、第三・第五・第六(四は縁起が悪いから欠番)の番号をもらった方がすでにいたため、7番目の第7ギョーザになったという。

本家第一からすると、第7ギョーザは孫弟子ということになる。

気になるのは、第一~第六までのお店が現在も営業しているのかどうか。

現在残っているお店は、第五と第六、そしてこの第7ギョーザの3店舗のみだった。

すべて同じ金沢市内にあるので、巡ってみるのも楽しいかもしれない。