Blue Moon / photo by Wendy
満月には昔から不思議な力があると言われている。
例えば、満月の日には犯罪件数が多くなったり、海外では満月のことを”サクセスムーン”と呼んでいる。
事実、満月の日には満月効果 (Full Moon Effect)があるとされ、人間に与える良い影響 (効果)、逆に悪い影響 (効果)の両方の云われある。
いったい人体にどんな影響 (効果)があるのだろうか。
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満月が人に与える影響 (効果)
Mass Effect 2: Illusive Man / photo by Ryan Somma
満月効果 (Full Moon Effect)によって、人体にこんな影響を与えると言われている。
しかし今現在でも科学的に証明された訳ではないので、あくまで仮説という位置づけになる。
影響① 感情が高揚しやすく、ハイになる
これは、月の引力によって潮の満ち引きが起こるのと同じように、人間にも作用するというもの。
人体の約70%は水 (水分)で構成されているため、海水と同じように影響を受けやすく、血液や体液が月に引っ張られることによって神経が敏感になるからだと言われている。
影響② 普段よりも様々なモノを吸収しやすくなる
例えば、サプリメントやアルコールなどの物質的なモノからスピリチュアルなモノまで、あらゆるモノが身体に吸収しやすくなると言われている。
影響③ 左脳と右脳が逆転する
普段、人は左脳 (理論・理性)優先で行動していると言われている。
ところが満月の日になると、右脳 (感情・欲望)優先の行動をとってしまうと言われている。
良い満月効果 (Positive Full Moon Effect)
Colorful / photo by Francesco
満月が人体に与える影響で、人間にとって良い満月効果を5つ紹介する。
良い満月効果① サクセスムーン (Success Moon)
アメリカやヨーロッパの一部で使われているカレンダーには月齢が記載されていることが多く、ニューヨークのビジネスマンの間では、満月のことを”サクセスムーン”と呼んでいる。
なぜかというと、満月の日に商談をすると成功する確率が高いことから”サクセスムーン”と呼ばれるようになったという云われがある。
これは、満月効果 (Full Moon Effect)の「影響① 感情が高揚しやすく、ハイになる」ことで、商談の相手先の気分が高揚することで、企画などが通りやすくなる現象だと思われる。
ちなみにこの”サクセスムーン”は、ビジネスの場面だけではなく、恋愛成就にも当てはまると言われいる。
良い満月効果② 金運を上げる
満月に向かって財布を振ると、金運が上がると言われている。
財布だけでなく、通帳を振ってもその効果が得られるという。
満月に向かって財布や通帳を振る際、”財布の中身すべてを出す派”と、”支出関係 (レシート・クレジットカード・領収証など)だけ出す派”に、人によって分かれるという。
良い満月効果③ ダイエットを始めるスタートの日
満月から新月へと月が欠けていく”下弦の月”のサイクルに合わせて、ダイエットをスタートさせるとより良い効果があると言われている。
良い満月効果④ 月光浴
日光浴ならぬ、月光浴。
月の光を浴びることで、心身ともに浄化されるというスピリチュアル的な効果があるとされている。
この月光浴は人体だけでなく、ペットボトルなどに入れた水に月の光を浴させることで、月のパワーが宿った特別な水になり、その水を飲むことで体内から月のパワーで浄化されるというスピリチュアル的な効果も期待できるという。
良い満月効果⑤ お月見
日本の古き良き風習のひとつ、お月見。
自然を重んじて、季節を感じることによって気持ちが和む効果があるとされる。
お月見といえば、欠かせないのが団子。
月見団子の中に入っている”あんこ”には、ビタミンB1が豊富に含まれており、むくみ改善や疲労回復に効果がある。
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良くない満月効果 (Negative Full Moon Effect)
flowing thoughts / photo by Jaume Escofet
人体に与える影響はプラスに働く良い効果だけでなく、良くない方向にも働く場合があるという。
そんな良くない効果を2つ紹介する。
良くない満月効果① 犯罪が多発
満月の日は、犯罪の発生率が高くなると言われている。
これは「影響① 感情が高揚しやすく、ハイになる」や「影響③ 左脳と右脳が逆転する」ことによって、いつもとは違った行動を取ってしまうことが原因だという。
この件に関しては、様々な統計データを基に満月と犯罪発生率には因果関係があるという人、反対にまったく関係がないという人に分かれている。
そうした中、カナダのケベック州にあるラヴァル大学 (Universite Laval)の心理学者の研究チームが、3年間にわたって調査した結果が発表された。
結果は「満月など、月の満ち欠けによる関係性はまったくない」という分析結果。
この発表によって、今のところ科学的に満月と犯罪件数に因果関係は無いとされている。
良くない満月効果② 太りやすい
これは「影響② 普段よりも様々なモノを吸収しやすくなる」の効果により、あらゆるモノが人体に吸収しやすくなっているということ。
つまり、食事で摂取した栄養はもちろん、そのカロリーまでしっかりと吸収してしまうという。
満月の影響(効果)のまとめ
満月を見ると変身してしまう狼男の伝説。
満月の夜になると人格が変わってしまう主人公で有名な小説「ジキル博士とハイド氏 (The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)」の物語。
女性の生理周期と、月の満ち欠けの周期が共に28日周期と一致していることと、満月の日の出生率が高いというデータ。
いずれも科学的な調査によって、因果関係は無いという分析結果は発表されている。
しかし、幽霊や超能力、超常現象など科学的に証明出来ないものは世の中に溢れている。
現代科学で証明できるものだけが正しいとは限らないので、満月効果 (Full Moon Effect)は本当に存在するのかもしれない。
みなさんはこの事をどう受け止めるだろうか。
コメント
財布を満月に向かってふるとお金がたまるってことははじめて知ったよ、やってみよ!щ(゜▽゜щ)
効果があれば幸いだが、仮に効果が無かったとしても、意識することがとても大切なことだと思う。