福井県敦賀市にある創業75年の老舗洋食店「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」。
敦賀で親しまれている地元の方おすすめのご当地グルメ ソースかつ丼が人気のお店。
福井市にある ヨーロッパ軒 総本家から、のれん分けされた第一号店としても有名だ。
スポンサードリンク
ヨーロッパ軒 本店 名物 ソースカツ丼
- ソースかつ丼 800円 (税込 864円)
地元の方いわく、敦賀のソウルフードとして鉄板だというソースカツ丼。
フタがされた状態で到着する丼ぶりは、そのフタをお皿代わりに使って食べるためだという。
フタを開けると、ご飯の上に2枚のカツが乗ったシンプルなカツ丼だ。
盛られたカツを、言われた通り一度フタに移してスペースを作ってから、ご飯とカツを一緒に食べる。
一度ソースにくぐらせているカツは、よく味が染みていておいしい。
しっかりと脂身もあり、柔らかく食べやすい厚さのカツは、ご飯との相性が抜群だ。
名物 ソースカツ丼も入った ミックス丼
- ミックス丼 (味カツ・ミンチカツ・チキンカツ) 1,000円 (税込 1,080円)
2日連続で訪れた「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」。
初日は名物 ソースカツ丼を食べたので、今回は3種の味が楽しめるミックス丼を注文してみた。
味カツ(ソースカツ)・ミンチカツ・チキンカツが盛られた、欲張りな人にはたまらないメニューだ。
個人的には、チキンカツやミンチカツよりも、やはり看板メニューの名物ソースカツ(味カツ)が一番好きかもしれない。
ヨーロッパ軒 本店 メニュー
※写真に記載された価格は税別表示。
冊子になったメニューは無く、アクリル板が敷いてあるテーブルの天板にメニューが挟んである。
追加注文するときは、すでに注文したモノで少し見づらいのが難点だ。
メニューについて、詳しくは「福井市 ヨーロッパ軒 総本店 メニュー」で確認してほしい。
今回紹介した「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」のHPではないが、総本家の方が見やすく、メニューの内容や値段はほぼ同じだ。
スポンサードリンク
ヨーロッパ軒 本店 お店情報
敦賀 ヨーロッパ軒 本店
洋食店とは思えない外観の店舗は、知らなければホテルと見間違えるような造りになっている。
1913年(大正2年)、東京都早稲田(現:新宿区)で誕生したという「ヨーロッパ軒」。
その後の関東大震災を機に、1924年(大正13年)に福井市へ移転し、福井ヨーロッパ軒 総本店が誕生する。
そして、1939年(昭和14年)にのれん分け第一号店として、敦賀に「ヨーロッパ軒 本店」が誕生。
現在では、福井市・敦賀市など計19店舗がのれん分けのグループ店として営業している。
店内
入口玄関の1階フロントの写真。
ブレてしまって申し訳ないが雰囲気が伝わればと思う。
入口玄関には多数有名人のサインが飾られており、中でも大和田伸也さんや五木ひろしさんは、足繁く通っているそうだ。
「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」は7階建ての建物。
敦賀の町の中でも高い方で、遠くからでも確認できるかもしれない。
7階建ての建物の中は、下記のようになっている。
- 1階 フロント・玄関
- 2階 レストラン (普通に食事をするフロア)
- 3階 宴会場
- 4階 本社事務所
- 5階 宴会場
- 6階 しゃぶしゃぶ・すき焼き・ステーキ兼宴会場
- 7階 宴会場
名物 ソースカツ丼を食べに訪れた場合は、2階レストランへ。
広々とした店内には、テーブル席・座敷席が多数あり、少し洒落た大衆食堂のような雰囲気が漂っている。
建物外観のインパクトと、洋食店という肩書にも関わらず、各テーブルにはヤカンと湯呑みが置かれいるギャップが何ともいえない感じだ。
住所
- 福井県敦賀市相生町2-7
ふくいけん つるがし あそうちょう 2-7
※左上の「拡大地図を表示」をタップするとアプリが立ち上がり、現在位置と合わせて店舗場所を確認することができる。
福井の旅を楽しむためのグルメ・観光などの情報が、1つの地図上で手軽に確認できるようにした「索楽 saku-raku 福井マップ」
TEL
- 0770-22-1468
営業時間
- 11:00~20:00
定休日
- 月曜、第2・第3火曜、年末年始(12/30~1/2)
※第2・第3火曜が祝日の場合は営業。
駐車場
- 無料駐車場あり 敷地内 20台ほど
敦賀 ヨーロッパ軒 本店 情報サイト
- 敦賀 ヨーロッパ軒 HP (ほぼ情報が無い)
- 敦賀 ヨーロッパ軒 face book (非公式)
- 福井市 ヨーロッパ軒 総本店 HP (メニューの値段は同じ)
- 食べログ
- ぐるなび
- トリップアドバイザー
- ホットペッパーグルメ
ソースカツ丼といえば
ソースかつ丼 / photo by : nimame ※写真はイメージです。
長野県の駒ケ根市も、ソースかつ丼が有名なところ。
中央道の駒ケ根サービスエリアで、何度か食べた記憶がある。
「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」のソースカツ丼は、カツをご飯の上にのせただけのシンプルなつくり。
さらに、カツをソースにくぐらせ、ごはんにもソースがかかっているのが特徴だ。
それに対して駒ケ根のソースカツ丼は、カツとご飯のあいだに千切りキャベツを敷き、カツを乗せた後、丼ぶりの上からソースをかけるのが特徴。
どちらもおいしいが、感覚的には、「敦賀 ヨーロッパ軒 本店」は家庭的なソースカツ丼、駒ケ根のソースカツ丼はお店で食べるカツ丼という印象を受ける。