photo by Bit lock HP
「TOSS YOUR BIKE KEY」というキャッチコピーの『Bit Lock』
専用のシャックルロックとBluetooth接続することで、スマホの画面上でロック・アンロックの操作ができる新しい発想のアプリ。
スマホの画面上で鍵の操作ができる事によって、友達やサークル仲間と自転車本体の共有が可能になります。
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Bit Lock
開発したのは、アメリカのサンフランシスコにあるメッシュモーション社(Mesh Motion Inc)という会社。
2014年11月発売予定で、現在プレオーダーが可能。
日本への発送も可。
- 価格 119ドル
- 送料 30ドル
オーダーページで日本を選択すると30ドルと表示されますが、FAQではアメリカとカナダ以外の国際送料は35ドルと記載されています。
購入を考えている方は念のため確認をおすすめします。
イメージ動画
【BitLock: Keyless bike lock to enable bikesharing】
英語の動画ですが、どういった機能なのか何となくイメージは掴めます。
Bit Lockの主な機能
アプリのロック機能
キャッチコピーの「TOSS YOUR BIKE KEY」の如く、もはや「鍵」自体は必要なく、自転車の半径3feet(約1m)エリアに入ると、自動でBluetooth通信が行われて、認識されます。
認証されると、ロック・アンロックがスマホの画面上で操作可能です(バックグラウンドでBit Lockアプリが実行している場合)。
自転車のシャックルロック側の機能
本体は電池式で、電池寿命は約5年間(1日5回の開錠・施錠を想定)。
電池残量が無くなってくると、スマホへ通知してくれる便利な機能付き。
もちろん主に外で使うものなので防水、防塵です。
自転車の位置を保存
自転車を駐車した場所を、スマホのGPSを使って地図上に保存することができます。
仲間内で自転車を共有する場合、画面地図上でどこにあるのか一目で分かるので便利です。
自転車の共有
LINEのグループ機能のように、自分でシェアグループを作成して、友達や家族、サークル仲間と自転車を共有することが可能になります。
個人で使う以外にも、ホテルや市町村で行っている貸出自転車サービスにも活用できますね。
もしもスマホが壊れたら?
自転車をロックした状態でスマホが壊れた、若しくは紛失してしまったら?
そんな不測の事態に備えるために、あらかじめ16桁の2進コードを生成するオプション機能があります。
このコードをメモして財布などに保管しておけば、万が一の時でも開錠することができます。
そして、任意のスマホからクラウド上に保管されている自分のデータにアクセスして、新しいスマホに再インストールができます。
まとめ
ビジネスホテルに泊まった際によく貸出自転車を利用してますが、実際にカギのやり取りはめんどくさいと感じるときがあります。
各市町村の貸出自転車もかなり普及してきてますが、手続きが面倒なところもありますし、手続きのやり方が地域でバラバラで分かりにくいので、Bit Lockのようなアプリで統一してもらえれば、もっと手軽に利用できるようになりますね。
『絶対に盗まれない自転車!鍵を壊すと乗れなくなるYerkaとは』で紹介した『Yerka』に、この『Bit Lock』をいち早く搭載する予定とのこと。
2020年の東京オリンピックも控えていることですし、日本での普及に期待したいですね。